天津市、北京市・河北省と提携 「野菜かご」の共有目指す
『今晩報』  2017/12/7 11:20:10

国慶節七連休の期間中、宝坻区京津新城にある里自沽農場「農業観光園」には七千人近くの観光客が訪れた。北京から車を運転してきた楊小勇さんは、休みの間、家族とともに塘沽区で海鮮を満喫した後、蓟州区で山登り、最後にここ宝坻で野菜や果物を摘んで家に持って帰るのだという。農業観光園の責任者、趙紫君さんは「毎日、観光客が次から次へと訪れます。六割以上は北京市や河北省からですね」と話す。

北京市と天津市、河北省は自然の風景から農地までもが隣り合わせた土地である。天津市農業委員会は京津冀協同発展の歴史的なチャンスを活かして、三地域のクリーンで高級な「野菜かご」(野菜や副食品の供給プロジェクト)農産物の供給地、農業ハイテクモデルエリア、農産物物流センターという位置づけを確定させ、北京市、河北省とともに施設園芸農業、農産物の安全管理、農業科学技術などの分野で協力して発展を促進し、ともに三地域の「野菜かご」共有を目指す。

天津市は施設園芸農業について、延べ約四万ヘクタールのハイレベル施設園芸農業、二十か所の現代農業エリア、百五十五か所の養殖エリアを作り、ハウス野菜の作付け面積が全市の七割近くを占めた。現時点において、野菜、牛乳、水産物の自給自足を実現、肉、卵、果物の自給率は約六十%に達し、全国の大、中都市の中で上位に位置する。同時に、二〇一五年から、穀物の栽培を減少させ、野菜、果物、水産物を増産するという「一減三増」の農業構造調整計画を実施した。この三年間で穀物の作付け面積を約六万七千ヘクタール削減し、農業生産構造を最適化して農業生産の効率を高めた。

また、農産物の安全管理について、天津市は北京市、河北省と農産物安全協力監督管理に関する合意書を締結し、「三地域農産物安全連携保護コントロールメカニズム」及び「京津冀一体化農作物品種審査メカニズム」を構築した。また、「京津冀植物疫病及び重要農業に対する有害生物コントロールメカニズム」を構築し、安全コントロール拠点を創設した。農薬管理では連携検査・スキップロット抜き取り検査を実施した。「京津冀・土、肥料、水協同発展革新連盟」を軸に、土壌と肥料と水の有効利用モデルエリアを作り、関連企業や関連技術製品を推薦、紹介する。現時点において、天津市は無公害農産物一千百九種、緑色食品、有機食品二百種あまりを認定し、農産物の産地表示認証を五つ取得している。農産物抜き取り検査の合格率は九十八%以上に達し、三地域の食の安全を確保している。

三地域はさらに、農産物加工と農業産業化についての協力を深める予定だ。農業産業化を牽引する企業を河北省に誘致し、試験エリアを作って農家を指導するよう天津市に働きかけ、促すことで、三地域の牽引企業の協力、優遇政策の普及を進める。同時に、情報共有及び警戒情報発令システムを構築する。三地域の大学と科学研究機構の知的資源を生かして、産業の優位性とブランド価値を持つ高付加価値農産物を生産する。(記者 黄建高)

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