第四回中国都市部・農村部高齢者の生活状況に関するサンプリング調査
天津市の高齢者、八割近くが「幸せ」
「今晩報」  2017/7/1 16:45:57

天津市民政局、市高齢者事務委員会が「第四回中国都市部・農村部高齢者の生活状況に関するサンプリング調査」における天津市のデータを発表。「幸福度」に関して天津市の高齢者の自己評価が比較的高いことが分かった。七十八・八七%の高齢者が「幸せを感じる」と答え、全国平均を十八・〇七ポイント上回った。

「中国都市部・農村部高齢者の生活状況に関するサンプリング調査」は我が国の高齢者の生活状況に関する基礎的、公益的、長期的な法定国勢調査である。天津市は今回、調査参加対象の一地域として、浜海新区、南開区、紅橋区、武清区合わせて四区がサンプルとして選ばれ、十六の町(鎮)、六十四のコミュニティー(村)の中から一千九百二十名の高齢者を対象に調査が行われた。

調査の結果によると、調査に参加した天津市の高齢者の平均年齢は七十一・二歳、最低年齢は六十歳、最高年齢は百三歳であった。一人暮らしの高齢者、高齢者しかいない世帯などの問題も深刻化している。調査に参加した高齢者のうち配偶者と暮らしている人が半数近くに上り、四十八・二三%を占めた。一人暮らしの高齢者は九・五%、高齢者のみの世帯の比率は五十七・七三%に達し、全国平均の五十一・三%を六・四三ポイント上回った。天津市では調査に参加した高齢者のうち七十六・五一%が「自分あるいはその配偶者が不動産を所有している」と回答したが、住宅の高齢者向け設備の整備が必要である。

七割以上の高齢者「互助型養老」望む

今回の調査によると、普段チャリティ活動に参加している高齢者は三十二・七%、そのうち、「よく隣近所を手伝っている」が二十六・二五%、「きれいなコミュニティーづくりに協力している」が十三・八三%、隣近所のトラブルの解決などに協力する」が十一・八五%であった。また、コミュニティー内の困った高齢者を助けたいと思っている」高齢者が七十六・四一%に上っており、、高齢者の「互助型養老」モデルが一定の実現可能レベルに達していることが分かった。「コミュニティーに提案や意見を出したことがある」人が二十二・三四%、「コミュニティーが大きなイベントを行うときに意見を求められたことがある」人が三十八・二八%、「コミュニティーで前回行われた選挙に参加した」人が五十一・九三%に上るなど、天津市の高齢者がコミュニティー公共管理において積極的な役割を果たしていることが明らかになった。

都市部・農村部高齢者平均月収二千八百二十八元(人民元、以下同じ)

調査に参加した高齢者の収入の主だったものは年金で、年金を受け取っている高齢者は九十五・二%、月平均二千三百四十三元であった。二・六七%の高齢者に高齢手当が支給され、月平均百二元、二・一九%の高齢者に最低生活保障金が支給され、月平均七百八十元であった。また、六十・四四%の高齢者が「子どもや孫からお金あるいは生活用品などをもらったことがある」と回答し、子女らからもらった金額は年平均約六千百二十五元であった。

調査に参加した高齢者の月平均総支出額は一千七百三元で、総収入の六十・二%を占めた。その中で食費が七百二十八元で最も多く、日常生活の消費は平均三百六十三元であった。「経済的にとても余裕がある」と答えた人は一・六七%にとどまり、「経済的にある程度余裕がある」と答えた人は二十三・〇七%、「基本的な生活を送ることができる」と答えた人が六十二%であった。

高齢者、高まる健康意識

「第四回中国都市部・農村部高齢者生活状況に関するサンプリング調査」における天津市のデータによると、天津市の高齢者の健康意識は比較的高く、ますます多くの高齢者が体を鍛えることによって健康と生活の質の向上を図っているという。

調査によると、調査に参加した高齢者のうち、三分の二以上の人が一定の頻度でそれぞれに適したレベルの運動をやり続けていることが分かった。毎週六回以上運動している人は四十四・五二%を占めていた。高齢者が健康のために自発的に運動することがごく自然なことになっている。これは健康管理に関する高齢者の意識がますます高まっていることを示すと同時に、都市の老人向け公共スポーツ施設や運動スペースの建設に新たな必要性が生じていることも浮き彫りになった。一方、調査の中で「健康診断を受けたことがある」と答えた高齢者が七十四・三二%を占めることから、健康管理や慢性病予防など予防と保健に関する高齢者の意識が広く高まりをみせていることが示された。(記者 劉超)

写真:家まで届く高齢者サービス

家事サービス 長年この家に暮らす杜炳輝さん(八十一)は普段奥さんと二人だけなので、家事が大きな負担になっている。コミュニティーの助っ人ボランティア――持ち回りで杜さんの家を訪問し、ガラス拭きや部屋の片付けをしてくれる。「家事をしてくれるだけではなく、話し相手にもなってくれる。親切な人たちでとても助かっています」と杜さん。
家事サービス 長年この家に暮らす杜炳輝さん(八十一)は普段奥さんと二人だけなので、家事が大きな負担になっている。コミュニティーの助っ人ボランティア――持ち回りで杜さんの家を訪問し、ガラス拭きや部屋の片付けをしてくれる。「家事をしてくれるだけではなく、話し相手にもなってくれる。親切な人たちでとても助かっています」と杜さん。
弁当の宅配サービス 許鴻霜さん(七十一)夫婦は高齢になり自分で食事を作るのが難しい。以前は息子や娘が時間を割いて作ってくれたが、ここ数年は、コミュニティーが高齢者向け弁当の宅配サービスを始め、事前に一週間のメニューを配り、毎日バリエーション豊かで栄養豊富なおいしい弁当を届けてくれる。雨の日も風の日も、弁当は時間通りに家に届けられ、高齢者の食事の悩みを解消した。
弁当の宅配サービス 許鴻霜さん(七十一)夫婦は高齢になり自分で食事を作るのが難しい。以前は息子や娘が時間を割いて作ってくれたが、ここ数年は、コミュニティーが高齢者向け弁当の宅配サービスを始め、事前に一週間のメニューを配り、毎日バリエーション豊かで栄養豊富なおいしい弁当を届けてくれる。雨の日も風の日も、弁当は時間通りに家に届けられ、高齢者の食事の悩みを解消した。
家庭医 宋福禎さん(七十三)は腎臓萎縮症を患って十年になる。また、リウマチと高血圧のため毎日四、五種類の薬を飲まなければならない。また、半月ごとに病院に行かなければならないが、足が不自由なため病院に行くのも容易ではない。瑞景街コミュニティー衛生サービスセンターができてからは、センターの医師が宋さんの日々の診察とマッサージを行うだけでなく、必要な時にはすぐに駆け付けてくれる。
家庭医 宋福禎さん(七十三)は腎臓萎縮症を患って十年になる。また、リウマチと高血圧のため毎日四、五種類の薬を飲まなければならない。また、半月ごとに病院に行かなければならないが、足が不自由なため病院に行くのも容易ではない。瑞景街コミュニティー衛生サービスセンターができてからは、センターの医師が宋さんの日々の診察とマッサージを行うだけでなく、必要な時にはすぐに駆け付けてくれる。

「家まで届く高齢者サービス」は、コミュニティーと社会が自宅で暮らす高齢者のために生活介護や医療介護、メンタルケアなどのサービスを提供する社会的シルバー事業である。北辰区瑞景街瑞盈園コミュニティーでは、高齢者のために、散髪や弁当の宅配、衛生管理、無料健康診断、朝の見回りなど便利なサービスを整えており、在宅を基本に、コミュニティーと公共機関のサポートを受けながら過ごすという、機能の充実した適切な規模の高齢者サービス体系が徐々に形づくられてきた。こうしたことにより、「家まで届く高齢者サービス」がコミュニティーに暮らす六十五歳以上の高齢者四百十二名すべてに行き渡るようになった。

『今晩報』記者 写真:高山 文字:龐剣

编辑:艾秋