天津の職業教育「一帯一路」へ羽ばたく
天津の「鲁班工房」タイで完工、イギリスでも間もなく設立 二〇二〇年までに海外十カ所の設立計画
『今晩報』  2017/7/1 16:19:11

技能コンテスト自動化生産ライン取り付け及びテスティングコンテスト・国際招待大会が天津中独応用技術大学で開催、インドネシア、ラオス、ドイツ、パキスタンなど「一帯一路」沿線の十二か国が代表チームを派遣し、コンテストに参加した。
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電子製品チップレベル検査補修及びデータ復元コンテストに参加する選手たち。 
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スマート製造起業·革新プラットフォーム成果展示及びアーク溶接ロボット総合技術コンテスト。
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「素晴らしい十年」のロゴマークは数字の十をモチーフに全体を雄鶏に見立てて、中国現代職業教育の大いなる発展をイメージしている。
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天津商務職業学院は過去数年の受賞選手のポスターを掲げ、ハリウッドにある「映画スターの道」を彷彿とさせる。
天津商務職業学院は過去数年の受賞選手のポスターを掲げ、ハリウッドにある「映画スターの道」を彷彿とさせる。

先日、タイのアユタヤ大城学院の学院長、哲仁氏が、EPIP(エンジニアリング・プラクティス・イノベーション・プロジェクト)国際教育連盟調印のため天津を訪れた。「タイが農業国から工業国へ移行するには大量の専門職人材が必要です。天津の職業教育は中国職業教育コンテストでハイレベルの実力を示しました。昨年三月、天津渤海職業技術学院が春秋時代の工匠の名を冠した「鲁班工房」を大城学院に設立して以来、タイの実践的な職業教育に厚みが増し、アセアン諸国における産業専門職人材の育成基地にもなるなど、多くの恩恵を受けています」と同氏。 

中国の国家現代職業教育改革・革新のモデル区として、天津市は「一帯一路」国際戦略に呼応し、全国職業教育コンテストを契機に、中国の設備の海外進出と国際生産能力提携をサポートし、天津職業教育の「金看板」を掲げる。「鲁班工房」や「職業訓練センター」を通して中国企業十六社の海外進出を支援する。また、天津職業教育の優れた資源を利用して九つの教育スタンダードを開発した。国際的な視野を持ち、国際ルールに詳しいグローバルな専門職人材を育て、天津職業教育の優れた成果を次々に世界に発信していく。

昨年五月、鄭勇峰さんは天津渤海職業技術学院から「鲁班工房」の講師としてタイに派遣され、一ヶ月の自動生産ライン設置授業を担当した。「現地のニーズに合わせて、機械化と電気工学に関する専門課程を四つ開設しました。教材と設備はすべて天津から送られたもので、授業計画と生産過程の流れはすべて天津流です。育成された人材は中タイ両国の認可を受け、現地企業でも中国企業でも活躍できるだけでなく、中タイ協力に掛け橋の役割を果たしています」と鄭さん。

「この職業教育コンテストは現地に高く評価されています。二〇一六年、天津職業大学、専門学校が中心になって開発した職業教育コンテストの競技種目、使われる設備、教材資源などは、現在アセアン十カ国の技能コンテスト指定内容になっています。今回のコンテストで、我々が訓練した自動化設備代表チームが、大城学院史上初となる競技種目一等賞を勝ち取りました。『鲁班工房』が開講されてから、タイの学生だけではなく、インドネシア、マレーシア、カンボジアなどの国からも多くの学生がここに集まってきます」と鄭さん。現在、「一帯一路」沿線国の三百名あまりの学生が「鲁班工房」で天津方式の職業訓練を受けている。

学生を教えるだけではなく、天津職業教育は積極的に「一帯一路」沿線国の専門職人材の育成を目指して、教員研修にも力を入れている。天津軽工職業技術学院デジタル制御装置応用・メンテナンス学科の講師、韓志国さんは大学の教授を教えるとは夢にも思わなかったと話す。天津軽工職業技術学院、天津機電職業技術学院及びインド工科大学マドラス校が共同で設立した「魯班工房」が今年中に竣工する予定で、インド工科大学マドラス校のマド教授の天津での研修を担当することが、韓さんにとって初めての仕事となった。「インド工科大学マドラス校にはコンピュータデジタル制御(CNC)学科が設けられていますが、デジタル制御メンテナンス学科がありません。このため、地元の企業は設備が故障すると、コストがかかっても工場にもどして補修せざるをえなかったのです。マド教授はいつも謙虚な態度で真面目に講義を受けていました。高齢にもかかわらず、毎日トレーニングセンターにこもって辛苦を厭わず一生懸命研究されていました。帰国の際、中国とインドがお互いに学び合い、交流し合えるよう、中印技術コンテストの早期開催の実現を望んでいました」と韓さん。

間もなくイギリスで「魯班工房」の運営が始まり、インド、インドネシア、パキスタン及びアフリカなどでも建設が進んでいる。天津中独応用技術大学副学長の張巾幗氏は「我々とカンボジア工科大学とが共同で設立した『メコン川職業訓練センター』」は学歴教育と職業訓練との二大分野をカバーし、来年から学生を募集する計画です。このセンターはカンボジアを拠点として、メコン川流域五カ国を中心に東南アジアの十か国をカバーし、これらの国の産業発展と人材育成を後押しします」と話す。

ニュースリンク:コンテストが見守る「中国スマート製造」十年の歩み

第十回全国職業大学技能コンテスト及び第三回職業教育イベントウィークのオープニングセレモニーが先日天津で開催された。今回のコンテストは八十五のコンテスト種目と四つの業界スペシャル種目が設けられ、全国から一万五千人が参加した。コンテスト開催期間中には、二十一のテーマ別のイベントも行われる予定である。統計によると、この十年間でコンテストの主催者は十一から三十七にまで増え、コンテスト開催地域も天津市から二十の省・市にまで広がり、実施協力大学は五十五校増えた。コンテスト種目も六十一が加わり、協力企業は十三社から八十九社にまで拡大、参加者は一万三千人増加した。(江珊 記事)

编辑:艾秋